処方箋のはなし | ノスタルジック小学校

処方箋のはなし

また病院ネタで恐縮だけど。

今はほとんどが院外処方ですね。
今回も1分診察が終わり会計を済ませ、受付で処方箋を受け取った。
ぼーっとしていてあんまりよく覚えていないんだけど、
その老婦人御用達の個人病院の受付カウンターには
たしか、スマイル薬局(仮名)の案内が書かれてあった気がする。
だけどこんなふうにも書かれてあったのだ。

全国どこの処方箋薬局でもお出しいただけます。

ところで
そこからさらにちょっと行ったところに
この界隈では品揃えが豊かと評判の、今川薬局(仮名)がある。
ふだん、子どもの薬はここでもらっているから
何も考えずにふらふらしながら今川薬局に処方箋を出した。
顔見知りの女性もいるんだけど
なにぶん熱で浮かされているし、ろくすっぽ口もきけない状態だ。
すると
「あのー、この○○○って薬がないんですよね。ウチだと明日になっちゃいますけど」
と処方箋を手にした、今川さん(と思われる男性)に言われた。
明日ですか・・・。
今川さんはもっと何か言いたそうだったけど、立っているのも辛かったので
じゃあいいですぅ・・・。
と今川薬局を後にした。

車で待っていた夫に事情を話すと
じゃあ総合病院の目の前にあるチャゲ薬局(仮名。もう考えるのも面倒になってきた。本当の名前分かりますね?笑。)に行ってみようという事になった。
しばし車を走らせチャゲ薬局へ。
もう限界に近いくらいにふらつきながら処方箋を出すと、
あろうことか
「あのー、この○○○って薬がないんですよね。ウチだと明日になっちゃいますけど」
さっきと一言一句同じことを告げられてしまったじゃないか。

・・・今川薬局でもそう言われたんですけどー。どうしたらいいんだろう?
「病院はどちらにかかられたんですか?」
・・・老婦人御用達医院ですけど。

「それじゃあスマイル薬局に行かれたら間違いないですよ。
 老婦人御用達医院の薬局はスマイルさんですからね」


だって。

だって、全国どこの処方箋薬局にもお出しいただけますって書いてあるじゃあないですか。

もちろん何も言い返さずにお礼だけ言って(小心者だから)、
最大限にぐったりしながら老婦人御用達医院の近くに戻ってみると
はたしてスマイル薬局はあった。(←作文チック)


間口一間分ほどのちいさな店。


焼き鳥屋の隣じゃん。


中ではやはりというか、老婦人が3人ほど働いていて
処方箋を渡すと3分で薬が出てきた。